筋膜リリース
筋膜とは?
筋膜とは筋肉を包み込んでいる膜で、身体全体にはりめぐらされています。筋繊維や器官、神経と連結していて三次元的に全身を覆っており、【第二の骨格】とも呼ばれています。例えると全身を包むウェットスーツのようなもので、良い状態であれば自由に伸び縮みし、身体の動きに合わせて伸縮するため不快感なくいられますが、ひとたびねじれや癒着を起こすと、痛みやコリ感、痺れといった不調や少しの運動で筋肉が傷ついてしまうような事態が起こります。また筋膜に機能異常がみられると、本来はサラサラの水溶性の基質が粘土の高い状態になり、筋膜全体の滑りが悪くなります。また、筋膜を通っている血管や神経、リンパ管などの通過部分が圧迫されて循環障害などが起こります。
筋膜の構造・役割
筋膜とは、おもに水分やコラーゲン繊維からできており、粘性や弾性、形状記憶性などを有しています。
●筋膜の主な役割
筋膜には以下のような役割がある
①外力から筋肉を保護する作用
②筋収縮時の滑りを助ける作用
③筋肉同士の摩擦を防ぐ
④血管や神経、リンパ管を支えて通過させる機能(老廃物の排出)
⑤身体の形を整えたり、身体の動きに合わせて形を戻す作用
筋膜が覆っているものは筋肉だけではなく、内臓・神経・血管など身体のあらゆる組織を包んで、位置を支えています。
●筋膜の種類
筋膜は最外層の『浅筋膜』と、浅筋膜の下を覆っている『深筋膜』に分けられます。
・浅筋膜:皮膚の下を全体的に覆っている筋膜のこと
・深筋膜:浅筋膜の下で、筋肉や骨、神経、内臓を包んでいる筋膜のこと
⇒深層筋は3層に分かれていて、
‣筋外膜:筋肉全体を覆っている
‣筋周膜:筋繊維を束ねている
‣筋内膜:筋繊維を一本一本包み込んでいる
このようお悩みありませんか?
メディセル筋膜リリースは、次のようなお悩みのある方におすすめです。
- 筋肉が硬くて、すぐに身体を痛めてしまう
- 神経痛の痛みが改善されない・・・
- 自律神経に影響してうつ病になりやすくなる
- 身体を柔らかくして、ケガをしにくい身体にしたい
- 血行不良になり代謝が落ちてむくみやすい
筋膜が癒着すると何が起こる?
●身体が痛みやすくなる
筋膜には、痛みを感じとるセンサーが豊富で、ねじれや癒着があると、痛みに対して敏感になります。
●コリ感・張り感
癒着があると、筋肉の柔軟性が低下し、筋緊張から血行不良を起こし、身体に老廃物が溜まることで、
筋肉にコリ感や張り感を引き起こします。
●関節の可動域制限・筋力低下
筋肉に癒着が生じると、筋収縮がスムーズに行えなくなるため、関節が動かしにくくなったり、
筋力も低下する可能性があります。
筋膜リリースの期待される効果
1
●痛み・コリ感の軽減
筋膜の癒着が剥がれると、筋肉の柔軟性が高まり、血流が改善し身体に溜まった老廃物の排出が促されることで、慢性的な肩こり腰痛の緩和が期待できます。
また、症状の原因を見つけられるため再発防止のセルフケアも行いやすくなります。
さらにぎっくり腰や寝違えなどの急性の痛みにも早期改善が期待できます。
2
●姿勢の改善・パフォーマンスアップ
筋膜の癒着がとれると、骨格や内臓などが正しい位置に戻る為、猫背や反り腰などの不良姿勢が改善されます。
さらに、筋肉の収縮力が回復することで関節の可動範囲が広がり、力の入りやすさも向上する為、
スポーツのパフォーマンスアップも期待できます。
3
●冷え・むくみ
筋膜リリースによって血流が改善されることで、基礎体温が上昇し(食事や運動によって生産された熱は、血流によって全身に運ばれるため)、また老廃物の排出が促される為、冷えやむくみの解消にも効果的です。
メディセル筋膜リリース療法を受ける方へ
こんなお悩みの方に・・・
☆首・肩のコリがいつも気になっている方
☆スポーツで肩、肘、膝などを痛めてしまった方
☆エコノミークラス症候群などの長時間同じ姿勢でいることが多い方
☆腰痛、股関節痛をお持ちの方
☆腰痛、股関節痛をお持ちの方
☆ぎっくり腰になってしまった方
☆頭痛に悩んでいる方
☆肉離れや捻挫になってしまった方
☆痺れで悩んでいる方
☆痺れで悩んでいる方
☆突き指や腱鞘炎などのケガから早期回復したい方
☆交通事故等で捻挫してしまった方
一つでも当てはまる方はお気軽にお問い合わせください。